Type A

MUST代表挨拶

『大学受験は個々の人生における自己実現のためのあくまでも手段である。どのような自分でありたいのか、考え、実践するための教育の場を提供する』

 

このような教育姿勢のもとに医科系・難関大学受験専門予備校MUSTは平成12年、新都心東に開校致しました。以来今年度までに多数の生徒たちを医学科に送り、また歯学部・薬学部等の医系学部や京大・九大等難関大に文系、理系を問わず数多くの合格者を送り出してまいりました。

これは、あくまでも一人ひとりの生徒に目が届くよう、一斉指導では10名前後のクラス・ゼミ定員を守り、彼等・彼女たちしっかり見守ってきたからだと思います。

また、原則として医学科をはじめとする難関大への進学を本気で志す生徒であれば、学力を問わず受け入れてきました。

それでもなお、確かな結果を出していけるのは「受験は目的ではなくこれからを実現するための一つの通過点に過ぎない。」という事を頭に置き、小規模校ならではの俊敏性・柔軟性によって、生徒一人ひとりにとって最良の学習指導や進路指導を徹底して行ってきたことも大きな要因だと考えます。

言い換えれば、生徒の学力・学習方法を見据えた上で極めて具体的な助言を与えることで個々の生徒のモチベーションを常に高めきた結果だと考えています。

それには時に疎まれようとも、私たちが一人ひとりの様子に目を配り、必要があれば口を出して、甘えや怠慢を正しています。

生徒からすれば、私たちを厳しいと感じるかもしれません。

それだけ受験は厳しいものです。

しかし、ここを乗り越えた生徒は皆、志望校合格への喜びを私たちと共有してきたことも大きな事実です。

私たちは開校以来、毎年システムや教材の見直しを行っています。

2015年春には従来の大学受験生への集団指導と個別指導の他に小中等部を発足。

かねてからの理念「意欲があれば全て叶う」を一貫教育にて実現することを今後とも目指していきます。

また、大学受験部では志望大学別コースを設け、国公立医学科・国公立医系・国公立難関理系・国公立難関文系・私立医学科・私立医系・私立難関文系への細やかな対応をクラス・ゼミ・個別全体で進めていきます。

志望校別の高度な対策から、分野別の基本対策まで、より緻密なカリキュラムを立て、最低限必要な復習や補修を全ての教務プログラムの中に組み込み、志望校合格へのプロセスを最も効果的に進めることを目的としています。

今後も受験環境の変化や受験生のニーズに応じて、教育現場は様々な改変を迫られていくことが予想されます。

私たちはその度ごとに柔軟に対応し、生徒にとって常に最適な学習環境を提供していく所存です。

しかし、変化し続ける社会の大きな流れの中で、最も大切であるものは他ならぬ「人」と「その人の未来」であると私たちは考えています。

当校では生徒に「社会を構成する一員としての自覚を持ち、自ら考え、学ぶ場。とかく画一的な受験教育の中にあって失いがちな柔軟性を培う場」を提供することが何より必要なことなんだという立場に立っています。

将来の社会の変化を視野に入れて、学力面での体制強化はもちろんのこと、何より能力教育に力を入れていきます。

更に沖縄の人材育成に微力ながら助力することを社会的責務と考えて、生徒にとって最良の支援者であり続けることを実践していきたいと考えています。

開校以来、当校の教育理念にご賛同いただき、ご尽力いただいた多くの関係各位に、改めて感謝申し上げたいと思います。

 

平成28(2016)年1月 出原 幹春